熟達者から学べばぶつ切りの知識が点から線へ、線から面へ広がる。
冒頭でも申し上げた通り、昨日・おとといと
「圧巻!篠研の日本語教育能力検定試験基礎固めセミナー」
を実施いたしました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
ところで、セミナーで参加者の方とお話しするたびに
感じるのは、
「学んだ知識がぶつ切りで互いの知識が結びついて
いかないことに、大いなる不安やストレスを感じて
いる方がたくさんいる。」
ということ。
そういった方々の意見を集約すれば、
・試験で勉強した内容が、現場にどうつながるのか
わからない。
・それぞれの出題項目がどのように結びついている
のかわからない。
の2点に概ねまとめられます。
なるほど、だから未だに
「検定試験に合格しても、現場でいい授業ができる
とは限らない。」
という認識違いの意見が聞かれるのか、さもありなん。
確かに、現場でスピーディで適切な教育活動を実践する
ためには、ぶつ切りの知識では満足な仕事はできません。
それぞれの知識が互いに繋がって密接なネットワークを
はることで、より正確な現状把握や適切な判断が可能となり、
そして、それに基づいて行動することで現場で起こる
さまざまな問題を解決することができるわけです。
従って、検定試験の勉強をする際にも、
「ぶつ切りの知識が点から線へ、線から面へ。」
を意識しながら個々の知識を整理していくということが
重要になってくるわけですね。
しかしながら、それを知識も経験もまだまだこれから
という方が独学で実現しようとしても、それは無理
というもの。
だからこそ、水先案内人である経験豊富な熟達者の
サポートが必要であり、
そういうリソースを上手に利用することで、何より
大幅な時間短縮、効率的な学習が可能となるわけです。
私は、より多くの方に検定対策セミナーを通じて、
「ぶつ切りの知識が点から線へ、線から面へ。」
という開眼体験を体感していただきたいと強く
思います。
このレベルに到達して初めて、現場に応用できる
合格レベルの
【本物の知識】
と言えるのです。