検定試験によく出る問題シリーズ(1)-「によって」。
ただ今、通信講座「篠研の検定対策」に
検定試験過去10年分の出題内容を盛り込む
プロジェクトをしていますが、
来る日も来る日も過去問にあたっていると、
「この問題、違う年度にも出てたなぁ。」
とか、
「この問題、よく出題されるなぁ。」
というのにちょいちょい遭遇します。
そこで、本試験まで1か月を切ったという
ことで、
「検定試験によく出る問題シリーズ」
を数回にわたってやってみようと思います。
第1回の今日は、
「試験I 問題I 「によって」の用法」
です。
「によって」の用法は、
平成20年
平成26年
で出題されています。
例えば、26年では
【「によって」の用法】
1 彼は日々の努力によって成功に至っている。
2 その企業の評判はその技術力の高さによって
高まっている
3 先週降った大雨によって作物に多大な被害が
出ている。
4 子どもの数の減少によって多くの小学校が統
合している。
5 街の安全は地域の人々の協力によって保たれ
ている。
さて、答えはどれでしょう。
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まずは、ご自身で考えてみてくださいね。
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正解は。。。
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5番です。
1~4は原因を表していますが、
5だけ受け身文の動作主を表して
いるんですね。
できましたか?
検定試験では、これぐらいの文法力が
問われます。
特に試験I問題Iは一問一答的な
基本問題ばかりですので、
一問も落としてはいけません。
しっかり知識に磨きをかけてくださいね。