メディアの変化に対応する。
ここでいう「メディア」とは、
いわゆる記憶媒体のこと。
私が子供のころの記憶媒体と言えば
カセットテープ。
よくテレビの前にラジカセを置いて
好きな歌手の歌を録音していました。
日本語教師になりたての20年前は、
日本語教材もカセットテープから
CDに移行している時期で、
CDだと簡単に頭出しができたので
「こりゃ便利!」と無邪気に喜んで
いたものです。
そうこうしているうちに、
ビデオテープがDVDに代わり、
フロッピーディスクがUSBに
代わり、
今私は、USBすらほとんど使わず
仕事に必要なデータは、ほぼほぼ
Dropboxに入れ、
研究室のパソコン、自宅のパソコン
自分のスマホ、
さらに、篠研スタッフのパソコン
にも同期させ、
いつでもどこでも、スタッフ全員
必要なデータを取り出せるように
しています。
そうやって、今まで新たなメディアが
出てくるたびに、
その使い方を学び、それに付随して
動画や音声の編集の仕方も学び、
それに合わせて、仕事のスタイルも
変えてきました。
そして、今はもうCD、DVDすらない。
音楽も動画も、ネットから直接ダウン
ロードです。
そうなると、どうなるかというと、
もはや生産者側にもDVDの生産ライン
そのものがないんですね。
私は今年から、
「検定対策セミナー動画」
のご提供を始めました。
最初は
「高価な商品だけにDVDといったモノで
欲しいというお客様もいるだろう。」
とうことで、ダウンロード・ストリーミング版
に加え、DVD版の両方を用意しましたが、
業者に相談したところ、
「今どきDVDですか。」
「ラインがないので、製作に時間も
コストがかかります。」
といった返答。
実際、DVDだとダウンロード版に比べて
手間もコストもかかりますし、
お届けするのにえらい時間がかかります。
そういうことから、
「検定対策セミナー動画」のDVD版の生産は
中止し、
在庫がなくなり次第、ダウンロード版
のみのご提供といたしました。
私たち自身も、「モノのありがたみ」という
感覚を捨て、
「情報そのものが価値」という認識を持た
なければいけませんね。
そういえば、先日行ったタイでは一軒も
DVDレンタルショップを見ませんでした。
ちなみに、現在の在庫状況は以下の通りです。
・基礎固めセミナー動画DVD 3セット
・言語一般セミナー動画DVD 6セット
・平成28年度試験II動画DVD 7セット
・平成29年度解説セミナー動画DVD 在庫なし
「やっぱりDVDは捨てきれない。」
という方は、こちらからお申し込みください。
また、
「ダウンロードするとパソコンがパンク
するんじゃないか。」
とご心配の方は(多分パンクします。丸2日分なので。)
外付けハードディスクをお求めになり、
そこに動画データを入れるといいでしょう。
セミナー動画1回分のデータを入れるのであれば
500MB(MBは「メガバイト」と読みます)から
1TB(TBは「テラバイト」と読みます。)ぐらいの
ハードディスクでいいでしょう。
私が使っているのは、こちらです。
Seagate ポータブルハードディスク PC向け
https://amzn.to/2PLUNem
「いやいや、篠研セミナー動画をじゃんじゃん
入れたい。」
という方は、3TBぐらいのものを用意すれば
いいでしょう。
私が使っているのは、こちらです。
【 日本正規代理店品 】 Seagate 外付けハードディスク 3TB
https://amzn.to/2PIEor3
もちろん、ハードディスクではなく、
クラウドサービスを利用するというのも
ありです。
いずれにしても、最新のメディアに
積極的に移っていくということは、
これからの時代、絶対必要なことだと
思います。