タイ(バンコク)レポート(4)-やっぱり行ってみないと。
今回初めてタイ(バンコク)に訪問した
わけですが、
つくづく感じたのは、
「やっぱり行ってみないことには、分からない。
行ってみて初めて、本当のことがよくわかる。」
ということ。
例えば、毎回海外に行って思うのは、
「現地のノンネイティブ教師の授業スキルの高さ。」
です。
学習者を飽きさせないよう、あの手この手でテンポ
よく授業をしています。
学習者も、みな適度な緊張感で楽しそうにタスクに
取り組んでいます。
もし彼らが日本に留学し、ネイティブ教師の授業を
受けるとすれば、
当然もっと楽しく役に立つ授業が受けられるだろうと
期待するに違いありません。
ましてや、現地で使っているテキストで同じような
授業をすれば、どんな学習者でもやる気が失せるで
しょう。
また、現地の平均月収は日本円で10万円程度。
しかも、年々物価が上がっているとのこと。
ところが、街中を見てみると、日本では数百万円
するような日本車がたくさん走っている。
中には、レクサスやベンツ、BMWなども走っている
わけです。
「どうして、月収10万円でそんな車が買えるの?」
不思議に思って現地の日本人の方に聞いてみると、
「タイ人って、欲しいものがあったら
迷わずローンを組んで買うんです。
借金することに何ら抵抗感はないんです。」
なるほど。
ということは、多少高価なものでも
欲しければ買うということ。
そう考えれば、いくらでもビジネスチャンスは
ありますね。
こういうことも、実際に現地に行って、現地の
人の生の声に触れるからこそ得られる確かな
情報なのであって、
「サイトに書いてあった。」
「誰かから聞いた。」
レベルでは、どこまで事実に忠実か定かではなく、
たとえ事実であったとしても、ちょっとした言葉
遣いで印象がガラッと変わったり、
その事実のほどを確認することもできないわけです。
そう考えると、やっぱり実際に行ってみないと、
現物に触れないとだめですね。
実際に行ってもないのに、
実際に触れてもないのに、
実際に参加してもないのに、
「それはこんなもんだ。」
と勝手に決めつけていることはありませんか。
大事なのは自分の目で確かめることです(^_^)