積極的な非日常体験こそ、授業に厚みを持たせる肝。
ここ数年、多少出費をしてでも
「非日常体験」
をするようスケジュールを組んでいます。
東京、大阪、名古屋、福岡での検定対策
セミナーもそうですし、
8月7日~9日は、東京代々木で行われる
日本語学校教育研究大会に出席。
日本語学校教育研究大会
http://www.nisshinkyo.org/news/convention.html
翌10日は、
「絶対盛り上がる!中級会話授業ワークショップ」
◆日 時 : 8月10日(金)13:00‐16:30
◆会 場 : 株式会社アイ・コミュニケーション
セミナールーム
東京都千代田区神田小川町2-1
KIMURA BUILDING(キムラビルディング)
5階
◆アクセス:https://www.kanjifumi.jp/about/lecture/
(お申し込みは、下部でご案内。)
19日から22日は、篠研の検定会員様のアテンドによる
初のタイ(バンコク)訪問。
現地の日本語教育機関などを視察予定。
そして、その週末25日・26日が
「篠研の「圧巻!日本語教育能力検定試験対策
「試験II・言語と社会・言語と心理・社会文化
地域」徹底解説セミナー」in東京
http://www.kanjifumi.jp/kentei-seminar/#shikenIIetc
そして、9月は、セミナー4つ。
どうしてここまでして「非日常体験」にこだわるか
というと、
「非日常体験と人とのつながりこそが、
ビジネスをする上で何物にも代えがたい
無形資産である。」
と思うからです。
例えば、検定試験対策セミナー等でダイグロシアが
出たとき、
(ちなみに、ダイグロシアとは、
2つの言語あるいは方言が、同時に社会に
存在している状態をいいます。
http://www.kanjifumi.jp/keyword/ta/)
決まって私が20年ほど前に行ったキリバスでの
話をします。
(キリバスは、ここ⇒http://urx3.nu/uQ29)
詳しい話は割愛しますが、ここはキリバス語と
英語のダイグロシア状態で、
当然のことながら、英語がH言語で、キリバス語が
L言語。
で、英語ができるかどうかが、失業率がバカ高い
この国で公務員になれるかどうかのカギになる
わけです。
この話をすると、受講生全員が
「ほほーっ!!」
という感じになるわけですが、
それもこれも、私が自ら現地に赴き、
実際に自分の目で見たことをありのままに
お話しするからこそ、
書物からだけでは得られないリアリティと
ある種の説得力があるわけで、
しかも、そんな話ができるのは私以外に
いないからこそ、
「じゃあ、試しに篠崎のセミナーに
参加してみるか。」
ということになり、ひとたび参加するや、
「また、面白い話を聞いてみたい。」
となるわけです。
それが、もし常日頃から「非日常体験」を
意識せず、平平凡凡な生活に終始していたら、
検定試験の解説だって、何の変哲も面白味もない、
通り一遍の解説で終わってしまうに違いありません。
これは、日本語の授業でも同じことです。
かつて、私も駆け出しのとき、
「授業をやっていて面白くない。」
「教科書をなぞるような授業に終始してしまう。」
と悩んだことがありました。
実は、私はこう見えて人と話をするのがあまり得意
ではないので、
「これも性分かなぁ。」
と、半ば諦めていた時も。
ですが、ある時気がついたんです。
「授業が膨らまないのは、
単に人に話すネタがないだけ。
話すネタさえあれば、いくらでも
授業を膨らませられるし、
授業をもっと魅力的なものにできる。」
それから、小さなこと、例えば、
・いつもと違う道で職場に通う。
・いつもと違うところで昼食をとる。
・いつもと違うテレビ番組を見る。
・いつもと違うジャンルの本を読む。
から始めて、少しずつ「非日常体験」
というネタを増やしていきました。
それから、徐々に授業に厚みが出てき、
学習者の笑顔も増えていきました。
そして、最近さらに気がついたことは、
「多少出費してでも思い立った時に経験しなければ、
次はもう経験すらできないことがある。」
ということ。
(もちろん、致命的な出費にならない程度で。)
例えば、7月、実は3件の交流会やセミナーに
参加する予定でした。
しかし、1件は台風一過のためキャンセル。
もう1件は、大阪北部地震のためキャンセル。
そしてもう1件は、西日本豪雨のためキャンセル。
今月ほど「一期一会」を感じたことはありません。
今度のセミナーもまさに一期一会。
会話指導の肝をお伝えします。
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「絶対盛り上がる!中級会話授業ワークショップ」
◆日 時 : 8月10日(金)13:00‐16:30
◆会 場 : 株式会社アイ・コミュニケーション
セミナールーム
東京都千代田区神田小川町2-1
KIMURA BUILDING(キムラビルディング)
5階
◆アクセス:https://www.kanjifumi.jp/about/lecture/
◆主な内容:
なお、内容は都合により変更になる場合があります。
▼だから会話の授業はやりづらい
▼「ハードル競争式会話授業」とは
▼ハードル競争式会話授業の実際
▼「ハードル競走式会話授業」の基本
▼「ハードル競走式会話授業」の理論
▼ワーク1‐場面設定のネタ出しをしよう!
▼ハードルの設定
▼ワーク2‐ハードルを設定しよう!
▼ロールカードとは?
▼ロールカード作成のポイント
▼ワーク3-ロールカードを作ってみよう!
▼授業の進め方の例
▼このツッコみが学習者を鍛える!
▼ワーク4-授業シミュレーションをしよう!
▼評価のポイント
▼授業ネタを一気に増やそう!
▼この参考書・教材でスキルアップ!
◆定 員 : 12名
◆受 講 料: 一 般:10,800円(税込)
会 員: 8,640円(税込)
なお、「会員」とは、篠研の検定会員(プレミ
アム会員、正会員、閲覧会員)および「教え
て!」会員(正会員・閲覧会員)をいいます。
「一般」とは、上記サービスをご利用でない方
を言います。
◆備 考:
当日、セミナーの様子を撮影し、後日DVD教材と
して販売する予定です。参加者の方は極力撮影
しなようにいたしますが、予めご了承ください。
参加ご希望の方は、下記フォームに必要事項を
ご記入の上、本メール返信にてお申し込みくだ
さい。
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「絶対盛り上がる!中級会話授業ワークショップ」
申し込み
1.お名前 :
2.電話番号:
3.メールアドレス:
4.会員の有無
(該当するものだけを残してください。)
□会 員
□一 般
5.備考(クーポンご利用の方はクーポン番号を。)