時給2,000円のままじゃダメなんです!-自分の金銭感覚を否定せよ!

先日の小山さんとの会話。

小山:篠崎さん、企業から日本語教師の依頼が
あって、他の先生方に

『時給5,000円のレッスンだけど、いかが
ですか。」

と言ったら、ほとんどの先生が、

『時給5,000円のレッスンなんて私には無理。
時給2,000円ぐらいなら引き受けます。』

って言うのよ。

企業が『時給5,000でどうですか。』って
聞いたら、ほとんどの先生が、

『5,000円は高いですから、2,000円にして
ください。』

って、自分から値を下げるのよ。どう思う?

私 :ホントですか!もったいない!
私だったら、

『御社の条件と私の単価から考えれば、その
時給では合わないので、もっと高くして
ください。』

って、できるだけ高く交渉しますね。

ホント、今思い出すだけでももったいない。

時給が2.5倍になったからといって、仕事が
2.5倍大変になるわけではありません。

ただ、日本語学校の留学生と比べるならば
学習者のタイプが変わったというだけの話
です。

もちろん、学習者のタイプが変われば指導する
日本語の内容や指導方法も変わってきます。

ですが、大変さが大幅に上がるわけではあり
ません。

今まで授業準備に2時間かかっていたところが、
5時間かかるわけではないのです。

授業の仕方を工夫すれば、準備の時間を短縮
させることもできます。

要は、学習者が満足する教育サービスを提供
すればいいのです。

どうして、多くの教師が時給5,000円と聞いて
ひるむかというと、

日本語学校の相場である【時給2,000円】と比較
するから。

しかし、クライアント側にはそんな比較対象
があるとは限りません。

「わが社では、社員に対する語学教育は英語でも
中国語でも韓国語でもフランス語でも、基本5,000円
スタートだから、まずは5,000円で交渉してみよう。」

という企業もあるでしょうし、

逆に、時給2,000円と聞くと、

「え!それって大学生の家庭教師のスタートライン
じゃん。
そんな安値でちゃんとやってくれるの?」

と、かえって不信感を抱かせてしまうことだって
あるわけです。

「日本語ができる人材が増えればビジネスが
格段に広がり、数億円の収益増が見込める。
1時間1万円でも安いぐらいだ。」

と判断する経営者がいても、別段不思議では
ないのです。

つまり、金銭感覚など人によって全く異なるのです。

逆に、自分の金銭感覚に固執していたら、いつまで
たっても低収入から抜け出せません。

むしろ、自分の教育に価値があると判断したら
積極的に値を上げるべきなのです。

私が今回、通信講座「篠研の検定対策」の価格を
大幅に値上げするのも、

(詳しくは、
 http://www.kanjifumi.jp/become/distancelearning/

なお、2018年5月末までにご入会いただいた方に
つきましては、6月以降も現行価格にてご対応さ
せていただきます。

入会するなら今ですよ(^_^))

検定試験10年分の過去問を講義資料に盛り込む作業が
約半分まで進んだことで、

より検定試験合格に直結した内容となり、

ご提供する情報の価値が上がったと判断したからです。

もちろん、作業がすべて完了すれば、再度値上げをする
つもり(^_^)v

後は、この価値を理解していただける方にだけご利用
いただければ、それでいい。

そのように考えています。

これは私に限らず、すべての教師がそうやって自分の
労働単価を上げるべきなのです。

そもそも日本語教師になるために費やしてきた時間や
労力や費用を考えれば、

時給2,000円では到底元が取れないと思われるのでは
ないでしょうか。

【同じひらがなを教えても、学習者が変わるだけで
時給2,000円にもなれば、10,000円にもなる。】

という事実を、よくよく理解すべきです。


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