第47回 「子どものころ、嫌いなものばかり残していました。」に違和感を感じるのは、なぜ?
日本語には、「だけ」「しか」「ばかり」のように、「取り立て詞」(「取り立て助詞」)と呼ばれる一群の助詞があります。「ばかり」もその1つ。これらの助詞は格助詞などと違い、あってもなくても文の正誤に大きく関わることがないためか、授業で大きく取り上げられることは少ないようです。ですが、使い方を間違えるとやはりおかしな文に。「子どものころ、嫌いなものを残してばかりいました。」はいいのに、「子どものころ、嫌いなものばかり残していました。」という文には違和感を感じる。皆さんなら、この問題をどう解決しますか。 &nbs⇒ 続きを読む | Share it now!