2020年2月21日 / 最終更新日時 : 2020年2月21日 篠崎大司 ポッドキャスト篠研の「教えて!篠崎先生っ!」 第36回 「~気味」、「~がち」、「~っぽい」は、どう違う? 「~気味」、「~がち」、「~っぽい」は中級で出てくる文型です。どれも「~という傾向がある」という意味ですが、どう違うのでしょうか。「風邪気味」とは言いますが「風邪がち」とは言いません。また、「子どもっぽい」とは言いますが「子ども気味」や「子どもがち」とは言いません。日本語母語話者にとっては、直感的に「これは正しい/正しくない」は言えますが、「その理由は?」と聞かれると、むむむ(笑)。さて、あなたならこれらの違いをどう説明しますか。 ⇒ 続きを読む | Share it now!
2020年2月14日 / 最終更新日時 : 2020年2月14日 篠崎大司 ポッドキャスト篠研の「教えて!篠崎先生っ!」 第35回 「にしても」と「としても」は、どう違う? 「にしても」と「としても」は、どう違うのでしょうか。「彼女と結婚するにしても、先の話です。」も「彼女と結婚するとしても、先の話です。」も、あまり違いはなさそうです。ですが、「細かいミスがあるにしても、林さんのレポートはよくできていた。」と「細かいミスがあるとしても、林さんのレポートはよくできていた。」だと、何かちょっと違うような気もします。さて、あなたならこの両者の違いをどう説明しますか。 ⇒ 続きを読む | Share it now!
2020年2月7日 / 最終更新日時 : 2020年2月7日 篠崎大司 ポッドキャスト篠研の「教えて!篠崎先生っ!」 第34回 「知る」の可能形「知れる」はありますか? 日本語の動詞の中には、動詞によって「この活用形はあるけど、この活用形はない。」というのがあります。例えば、「ある」は受身形「あらない」を持ちません。このように、はっきりしたものは指導もしやすいのですが、中には「???」のような動詞も。その1つが「知る」の可能形「知れる」。「お里が知れる」とは言えますが、「この本を読んで、いろいろ知れました。」とは言えそうにありません。さて、あなたならこの問題をどう解決しますか。 ⇒ 続きを読む | Share it now!