2019年12月20日 / 最終更新日時 : 2019年12月20日 篠崎大司 ポッドキャスト篠研の「教えて!篠崎先生っ!」 第29回 「そんなに急ぎながら歩かなくても間に合いますよ」は、どうして間違い? 「そんなに急ぎながら歩かなくても間に合いますよ」。一見よさそうですが、よくよく見てみるとやはりおかしな日本語です。正しくは「そんなに急いで歩かなくても間に合いますよ」。ですが、「急ぎながら」も「急いで」も、どちらも「歩かなくても」の様態を説明し(ようとし)ています。なのに、どうして前者はダメで後者はいいのでしょうか。 ⇒ 続きを読む | Share it now!
2019年12月13日 / 最終更新日時 : 2019年12月13日 篠崎大司 ポッドキャスト篠研の「教えて!篠崎先生っ!」 第28回 学生の多くが「さんぎょう」を「さんにょう」と聞き間違い。どうしたらいい? 聴解力というのは、理解すればできるというものではなく、いわゆる日本語耳を作るために継続的に聞き取り練習をする必要があります。また、正確に音を聞き取れれば聴解力がアップするかというと、必ずしもそうではありません。例えば、「さんぎょう」もある条件下だと日本人でも「さんにょう」と聞こえることがあるのです。さて、このような音をどのように指導すればいいでしょうか。 ⇒ 続きを読む | Share it now!
2019年12月6日 / 最終更新日時 : 2019年12月13日 篠崎大司 ポッドキャスト篠研の「教えて!篠崎先生っ!」 第27回 どうして「書かさせられた」は間違い?わかりやすく説明するには? 受身や使役などが含まれる文法カテゴリーをヴォイスといいます。ただ、このヴォイス、学習者にとってはなかなか習得しにくく、初級で勉強しても中級以降にならなければなかなか自然に使いこなすことができないと言われています。その理由としては、そもそも言いにくい(笑)、五段動詞と一段動詞の形が似ていて紛らわしい、文中の登場人物の格標示が面倒、などがあります。そんなハードルの高いヴォイスを皆さんはどのようにわかりやすく説明しますか。 ⇒ 続きを読む | Share it now!